【第3節】アルビレックス新潟VSレノファ山口
【感想】新潟を研究してきた山口に手を焼くゲームに。
【個人的MVP】本間 至恩 選手
【勝手なチーム採点】60点
いやーアルビサポが勝利を求めたホーム開幕戦はまたもや1-1の引き分けに。
なかなか勝利がつかめませんが、今節は山口のアルビ対策が効いたゲームになりました。
対策とはアルビのビルドアップ時にアンカーの高を起点にさせないことでした。
山口は守備の際は千葉と舞行龍のCBとアンカーの高の3人をかなり注意深くケアしていました。昨年は2ボランチであったため高へのコースがなくても島田に出して、SBへというビルドアップが可能でしたが、4-3-3の今季はそれができません。
ではそうすべきかを今節のテーマとします、
【今節のテーマ:アンカーを消された時のビルドアップどうする!?】
結論:インサイドハーフが降りてきて受ける、少ないタッチで他選手へパス
理由:相手ボランチがついてきにくく、中で受けることで外が空くため
図のように相手ボランチは二人のインサイドハーフを捕まえることは困難です。
また、特に高木は背負って味方につなぐのがとてもうまくファールも誘えます。
インサイドハーフに出して、マークを集めてからあいたSBやアンカーに落とす(レイオフと呼ばれる戦術)ことはアンカーへのコースが遮断された時に大変有効です。
もちろん、平面上でピッチを見ている選手たちにとっては、簡単なことではないでしょうが、これができるかどうかはポジショナルプレーを標榜するチームには大変重要なことだと思います。
次節こそ勝利を願って!がんばれアルビ!!