アルビレックス新潟感想記

アルビサポ歴15年、試合の感想を書いてます!

【第3節】アルビレックス新潟VSレノファ山口

【感想】新潟を研究してきた山口に手を焼くゲームに。

【個人的MVP】本間 至恩 選手

【勝手なチーム採点】60点

 

いやーアルビサポが勝利を求めたホーム開幕戦はまたもや1-1の引き分けに。

なかなか勝利がつかめませんが、今節は山口のアルビ対策が効いたゲームになりました。

対策とはアルビのビルドアップ時にアンカーの高を起点にさせないことでした。

山口は守備の際は千葉と舞行龍のCBとアンカーの高の3人をかなり注意深くケアしていました。昨年は2ボランチであったため高へのコースがなくても島田に出して、SBへというビルドアップが可能でしたが、4-3-3の今季はそれができません。

ではそうすべきかを今節のテーマとします、

【今節のテーマ:アンカーを消された時のビルドアップどうする!?】

結論:インサイドハーフが降りてきて受ける、少ないタッチで他選手へパス

理由:相手ボランチがついてきにくく、中で受けることで外が空くため

f:id:albirex_kansouki:20220310203155p:plain

図のように相手ボランチは二人のインサイドハーフを捕まえることは困難です。

また、特に高木は背負って味方につなぐのがとてもうまくファールも誘えます。

インサイドハーフに出して、マークを集めてからあいたSBやアンカーに落とす(レイオフと呼ばれる戦術)ことはアンカーへのコースが遮断された時に大変有効です。

 

もちろん、平面上でピッチを見ている選手たちにとっては、簡単なことではないでしょうが、これができるかどうかはポジショナルプレーを標榜するチームには大変重要なことだと思います。

 

次節こそ勝利を願って!がんばれアルビ!!